船からだとあまり釣れない南蛮漬けサイズの小アジが“待て”を覚えた女=妻1号はアジ23匹釣行ではたくさん釣れた。ウリンボで作って以来、へた釣り家の晩酌の肴として定着している南蛮漬けを小アジで作ってもらった。頭から丸ごと1匹バリバリと食らう。南蛮漬けは小アジが一番!
小アジはエラと内臓とゼイゴを取り、ウロコを落とす。これを素揚げした物を醤油、酒、味醂、酢を同量ずつにだし汁を加え一度煮立たせた南蛮酢に漬ける。しばらくするとお酢の効果で骨まで柔らかくなり、小アジを頭から丸ごと1匹食べられるようになる。頭の部分は薄いせんべいのような食感が楽しい。身の部分はちゃんとアジの味がする。背骨まで柔らかくなっており、カルシウムをたっぷりと取れる。尾びれもパリッとした食感が残っており噛み砕くのが楽しい。昨日釣れた15センチ以下の小アジは全部南蛮漬けにして毎晩のお楽しみにするつもり。同サイズのイサキ(ウリンボ)でも1匹丸ごと南蛮漬けに挑戦してみたが、イサキはアジに比べて骨が太く硬いようで、骨まで柔らかくとはいかなかったので、3枚におろして片栗粉をまぶして揚げた物を漬けた。骨まで食べられる小アジの南蛮漬けは美味い!
著者: へた釣り