回遊は遅れたが入ってくれば魚影が濃くワラサがよく釣れている。金沢八景・一之瀬丸の22日は1~18匹だった。へた釣りでも1匹くらいは釣れてくれそうな気になる釣果だ。2匹釣っても持ち帰れないし食べきれない。1匹でいい。ワラサを狙って釣るのは2011年以来で実に7年ぶりとなる。
竿はマダイ&ワラサ、ヒラメ用に買ったタイドスター50-300を持っている。リールはフォースマスター3000MK。ビシFL80号にアミコマセとオキアミを混ぜて詰める。テンビンには1メートルくらいのクッションを介してフロロ8号6メートル。その先にワラサ用の針を結ぶだけ。タナの指示は上から出たり底から出たりしたと思う。頑張ってコマセをドカドカと巻くというよりは潮の流れでコマセを少しずつこぼしながらワラサが回遊してくるのを待つという釣りだったように記憶している。ワラサが掛かるとムーチング調子の竿が海面に突き刺さる。ドラグを効かせながら往生際悪く激しく抵抗するワラサとの戦いを楽しむ。
ワラサ釣りは楽しいと知っていながらやってない理由は大きなクーラーを持っていないから。7年前の釣行では折り曲げるようにしてワラサを無理矢理クーラーに収めて持ち帰った。折り曲げた内側の身はうっ血したようになってしまい。少し残念なことに。置き場所に困るので大型クーラーを買う気はない。船宿でクーラーを借りられないか問い合わせてみる。持ち帰りは発泡ケースを売ってもらってなら、今度は1匹美味しく頂けるのだが……。釣った魚を持ち帰れる条件が整ったら7年ぶりのワラサに挑戦してみよう。
著者: へた釣り