早くカンパチ釣れださないかなぁ~っとマメに釣果報告を確認しているのが宇佐美・治久丸のカイワリ五目船。いきなり竿頭で24匹と大爆発した。おっとり刀で駆けつけてといきたいところだが、釣行できる日曜日午後はお祭りでお休み。爆発したのは「潮たるみ」したおかげであるらしい。
剣崎沖の潮の速さは潮汐には関係ないと、言われたことについていまだにウダウダと考え続けている。もしかしたらこうかもという仮説には行きついた。潮の速さのトップスピードは潮回りに関係ないが、潮が速すぎて釣りづらいと感じる時間の長さは潮回りが大きいほど長く、潮回りが小さいと短いのではないか。剣崎沖イサキの釣行記を読み返すと、潮が速く釣りづらかったと書いているのはやはり大潮のときのことが多い。潮が速すぎず適度に効いている時間が長ければコマセを使っての釣りは釣果を出しやすいのではないかと……。
宇佐美沖のカイワリ五目でもその傾向は明らかにある。治久丸船長からは「大潮のときはカイワリでの釣行を避けた方がよい」とアドバイスをもらっている。実際、大潮だった8日は「苦戦」とだけ報告されており、やはり大潮だった9日、10日は釣果報告なし。そして中潮に変わった11日に「ここの所 潮が早すぎで苦戦でしたが 潮たるみ大型カイワリ顔見てます」と爆発した。中潮に変わったからといって毎回急に潮がたるむというほど単純ではないだろうが…。
著者: へた釣り