針をきっちり上を向けて付けるのが得意ではないので、大いに期待していたのがダイワの「快適フックビーズ デカ」。針を上に向けて止めやすくなってさすがダイワと思ったわけだが…釣りを始めると魚が掛かった針だけでなく、魚信が出て魚がエサを咥えただけの針も下を向いてしまう。
ハリスを通す穴が大きくなり、老眼気味の目でも船上で針の交換がしやすくなった。ハリスが止まる部分も従来のハリス止めビーズよりも太くなっているようでスムーズにハリスを通してきっちり固定できる。へた釣りは3本針を付けると1本くらいは許容できる範囲を大きく逸脱した方向を向いてしまう。快適フックビーズ デカで作った仕掛けでは3本ともちゃんと上を向いたのであるからさすがダイワ!! 次買うときは36個入りの徳用を買おうと思ったのだが……。
釣りを開始してしばらくするとあれ?ということが起きる。魚が掛かった針が魚が暴れたことによって回転してしまうことは珍しくないが、快適フックビーズ デカだと魚信がありエサを取られただけの針もいつの間にか横を向いたり下を向いたりすることがある。ハリスは2.5号と標準的な太さだ。魚を掛けた針の向きをチェックし針を交換することはルーティンだが、エサがなくなっただけの針まで全部チェックする必要があるとなると結構なストレスになる。スムーズに付けやすくなったのと引き換えにそれくらいの手間は我慢すべきか? 製品の開発に関わった堀江超人が「ペンチを使うともっと便利に」と発言していた気がするが、ハリス止め部を少し狭くすれば回らなくなるのかな?
著者: へた釣り