8月は2束を狙うなんて景気のいい目標をぶち上げたが45匹、81匹と束すら超えずにここまできてしまった。剣崎沖のイサキは8月末で禁漁。明日がラストチャンスである。束超えできる気は全くしていないが、来年の6月まで逢えなくなる剣崎沖のイサキとの別れを楽しんでくることにする。
ソウダガツオ対策で仕掛けは45センチから1本枝スを出した全長105センチの2本針仕掛け。5本針に5匹付ける針数コイノボリが8月の剣崎沖のイサキの醍醐味だが、今年はそんな贅沢が望める釣況ではない。欲張った仕掛けにはソウダガツオが食いついてくるだけ。仕掛け長さを320センチから260センチへ、200センチ、160センチとどんどん針数を少なく、仕掛け長を短くしていったのだが、そこまでしてもかわしきれないのが今年の剣崎沖のソウダガツオ。
ショート仕掛けは落としている最中にソウダガツオに食われることは少なくなるが、巻き上げ中は食ってくる。巻き上げ中のソウダガツオからの攻撃をかわすにはタナで針数イサキを付けてソウダガツオが食ってくる針をなくすに限るのだが、なかなか針数付けられないのが今年の剣崎沖。ソウダガツオの魚影が濃い上に、イサキを針数付けられない。この2つの相乗効果でソウダガツオ禍は釣り人をうんざりさせるレベルに。105センチの超々ショート仕掛け。これでもソウダガツオを避けられないなら…もう完全に降参するつもり。うまくいけば来年以降の愚策の1つになる。
著者: へた釣り