マゴチ以外も上手なんだけど特にマゴチは超人級の腕前のみのろう師匠の釣行記を読んでいると気になる文言。「午後に照り込みで濁りが入って活性があがる」と書いてあった。太陽が照ると潮が濁るなんてことあるんだろうか?と悩んでいたらみのろう師匠ご本人からご教授いただく。
へた釣りは潮の色を感知するのがすごく苦手。海面から落としていったビシや餌のオキアミなどが見えなくなるまでの秒数で潮が濁っているのかどうか分かるそうなのだが……まるっきり分からない。釣行記で潮色に言及しているときは船長か周りの信頼できる釣り人から「濁っていた」「澄んでいた」という情報を教えてもらってそれをそのまま書いているだけだったりする。そんなだから釣りにはささ濁り(細濁り・小濁り)がよいと言われても…ささ濁りってどんな状態なのか釣り歴9年にもなるのに分かっていない。
「照り込みで濁り」と言われるともう、なんのこっちゃである。太陽が照ると潮が濁る理由がどうしても想像できない。でも、それはマゴチの活性が上がる条件であると超人級の人が書いていると何のことか知りたくなる。SNSになんのこっちゃ?と書きこんで分かる人から教わろうとしたらなんとみのろう師匠ご本人が降臨し教えて下さった。「程度の小さい赤潮状態」で「日照時間が長くなり植物プランクトンが増え」た状態のことらしく「夏の東京湾の赤茶色系の濁りでダメだった日はあんまり記憶にない」とのこと。
夏場に湾奥で釣りをしていると海の色がカフェオレのような色になっていることがあるがそれのことかな? それならば潮色の感知能力に劣るへた釣りでもさすがに見分けがつく。新しい情報を得たら実際に経験することで知識として定着させたくなる。「照り込みで濁り」な海を見に行くために今週末はマゴチに行こうかなぁと考えだす。潮回りは大潮なのでマゴチ向き。天気予報は残念ながら曇り。カンカン照りでなくても「照り込みで濁り」発生するかな?
著者: へた釣り