最後に釣りに行ったのが5月6日の午前LTアジだったから今週末に釣りに行けたら実に27日、あるいは28日ぶりの釣行となる。5月にマゴチやカイワリを何戦かやっておきたかったが諦めるしかない。今週末は6月に入っているので復帰初戦は大好きな剣崎沖イサキ以外に考えられない。
昨年の剣崎沖イサキは絶好調だった。6月から7月前半は尺超え混じりで良型がコンスタントに釣れ、一度だけ17匹しか釣れなかったと嘆いているが、ほかの釣行では1週間では食べきれないくらい釣れてくれた。大きな物はお刺身で、中ぐらいの物は塩焼きにしたり干物にしたり、小ぶりの物はフライにして冷凍庫へ。当たり年なんて都市伝説だと思っていたが、本当に魚の沸きがよく難しいことを考える必要がない当たり年ってあるんだなと実感できた。
7月下旬からは数釣りモードで3釣行で束釣り2回、残る1回も「88匹止まり」と書いているのだから浮かれ過ぎである。昨年の剣崎沖イサキはとにかくチョロかったという印象。アジよりも確実に数釣りが楽しめる魚であった。今年はどうだろう? 2年連続で当たり年であってはほしいが、そう甘くはないのが東京湾である。昨年は初戦で瀧本船長から「今年は沖の瀬に行かずに剣崎で勝負できている」と説明された。今年も沖の瀬まで南下せずに勝負できるのか? それとも沖の瀬でお土産を確保して剣崎沖でシャクれどもシャクれどもな痺れる修行となるか? 今のところ、週末は土日ともに凪の予報である。
著者: へた釣り