タチウオの群れが見つからなければと条件付きで告知されていた金沢八景・一之瀬丸の遠征ウィリー五目が3月24日から出船開始となることが決定した。五目で釣れる魚を釣っちゃおうという釣りなのでお子様釣りと言われるが、釣りに対する意識の高くないへた釣りはこの釣りが大好きだ♪
五目とはいえ狙っている魚はある。カイワリが本命で、伊東船長からは「カイワリ、カイワリ」とうるさいヤツと思われている可能性もある。1匹でいいのでカイワリが混じれば遠征ウィリー五目の満足度は急上昇する。アマダイ、オニカサゴ、アラなども釣ったことはあるが何かの間違いという確率。狙って釣れる準本命魚が、チカメキントキとマトウダイだ。チカメキントキはスティ長めなのでキントキが釣れたというアナウンスがあったらスティ時間を長くして狙う。マトウダイは底でちょうどよさそうなサイズのヒメが釣れたらそのままシャクリ上げているとわりとよく釣れる。刺身用にカイワリ、煮付け用にチカメキントキ、ソテー用にマトウダイ。この3種がそろえば食卓が豪華になる。
乗り合いの開始が決定したので、仕掛けを作る。針はチヌ針の2号でハリスは幹も枝もフロロの2.5号。攻める水深の深い遠征ウィリーの場合、ウィリーカラーはあまりこだわる必要がないように思う。上からピンク、白、緑、オレンジ+空針の5本針で仕掛けを作る。枝スの長さは剣崎沖イサキより気持ち長めの10センチで枝間は60センチの全長3.3メートル。個人的にはウィリーは魚信を出せるなら枝スは短ければ短いほどよいと思っている。仕掛けの全長は3メートルくらいあった方がウィリーへの反応が悪い時にオキアミで勝負しやすい。ハリスの縒れやオマツリで消耗が激しいので12組作っておく。2回目の釣行からは前回釣行でロストした分を作って補っていく。
著者: へた釣り