街のエジソン的な人が発明した物を集めた本を読むと、発明ではなくて十徳ナイフ的にいろんな物をくっつけただけなのでは?とツッコミ所満載だった。道具はシンプルな物ほど機能的で使いやすい。なのにである。「計測FGノットプライヤー」を見て多機能好きの日本人の血が騒ぐ。
Hapysonというメーカーの計測FGノットプライヤーはプライヤーのハンドル部分の先にFGノットを結ぶ時にPEラインを挟んで固定するための固定具が付いている。プライヤーを開いてPEラインを渡し、リーダーを巻き付けていけばFGノットを簡単に結ぶことができる。へた釣りはFGノットを結ぶ時両手で作業できないときれいに結べないので「システムスティック」を使っていたが6年も使っているとゴムの部分がちょっとへたってきた。新しいFGノット結束用の道具が欲しかったのである。
計測FGノットプライヤーには魚の大きさを計測するための専用アプリが用意されており、□のマークといっしょに魚の写真を撮影すれば、写した魚の大きさを計測してくれる。□の傾き具合から撮影したときのカメラの角度を認知して補正をかけて魚の大きさを計算してくれるのだと思われる。プライヤーなので針を外したりするのに使えるのは当然としてPEラインを切断できるハサミとしても使えるようだ。お値段は5000円超え。デザイン的にはあまり格好よくはない。なのに欲しい。一度実物を見てから決める。
著者: へた釣り