反省会はしないが反省はする。このブログはある意味反省文を束ねた物だったりする。2018年のLT深場五目の開幕戦でクロムツが釣れなかった。「反応はあるのに」と船上で最も聞きたくないセリフを聞いたので、魚はいたけど口を使ってくれない低活性だったと思われる。対策を練る。
へた釣りのクロムツの釣り方は底から10メートル巻き上げて、枝スの長さ分ずつストンストンと落としながら探っていく。親子サルカンを要にして枝スが扇状に動いているのをイメージする。クロムツは枝スが水平になったときに食ってくることが多い。クロムツの活性が高いときはこの釣り方で釣れることは実証できている。釣れない方の“深場伝説”がっ!!!釣行では、船中クロムツはほとんど釣れなかったと思われるが、ゼロではなかったと思う。船の下にクロムツはいたのである。「反応はある」という船長からのアナウンスもあった。底べったりではなく底から10メートルくらいまで反応が出ていたポイントもあったそうだ。
仕掛けとエサは魚の群れの中を通っている。通ってはいるが口を使ってくれない。低活性時の魚はあまり速い動きのエサには反応してくれないと想像している。ストンストンと落とす釣り方は最悪だったかも。あまり動かさないでクロムツの摂餌意欲を刺激する枝スが水平な状態を作るには……。枝ス分底からゆっくり持ち上げてゆっくり落としていくという誘いを繰り返すくらいがいいような気がする。さらに枝スが水平になりやすいように「マシュマロボール」など浮力のあるパーツを付けてみることを検討してみる。胴付き仕掛けで釣るメバルや北海道五目ではオモリを底に着けて少しタルマセ気味にするといいことがあるので、これも試してみるつもり。
著者: へた釣り