へた釣りにとってカワハギシーズンのクライマックスはTKB。12月2日に行われる。今週末はTKB寸の伸び悩みを修正するために練習釣行予定だった。アサリを剥き終わりハギポン漬けにして天気予報をみると、あれ?っと…竹岡沖は終日風10メートル。そんなに吹いたらあか~ん。
週末アングラーなのは昨年までもそうなのだが、今年は日曜アングラーになっている。土曜日に釣行できなくもないが仕事との兼ね合いでできれば日曜日に釣行したい。事前に日曜日は時化ると分かっていれば土曜日に釣行できるように調整したのだが、金曜日に確認した予報で日曜日でもなんとかなるかな?と見えてしまった。羽田・かみやのカワハギ船を予約して、週に一度の釣行を楽しみにしていたが……一度キャンセル。かみやの場合、出船確定していれば予約してなくても乗船可能なので風の予報の変化を見守ることに。
カワハギは数より型を標榜して、今季はこれまで大会を4戦している。3匹総重量の上州屋カワハギ大会は船中2位で着外に沈んだが、かみやの江戸前釣りサーキット大会カワハギの部その1で3位、南六郷・ミナミから参加した江戸前釣りサーキット大会カワハギの部その2では船中1位、第13回かみやカワハギ大会で船別3位と、なんだかんだで好成績を収めている。ただし調子がいいのは1匹全長勝負での話、へた釣りが毎釣行のテーマにしているTKB寸(3匹合計長)で75センチ超えを達成したのは一度だけとうまくいっていない。
うまくいかない理由は、20センチ以下の小型サイズのカワハギが今季はとにかく高活性でツ抜けできるかなぁと心配する必要はないかわりに狙うサイズが食ってくる前にことごとくチビハギにエサを食われてしまっている。大きめの針を使っているので釣れる数以上にエサの減り具合激しい。昨年の倍近くエサが必要なように感じる。大粒のアサリを少し硬めに絞めてチビハギが吸いこめないようにすることでサイズを選べるようにならないかを試してみたかった。吸われずに齧られただけならエサ持ちがよくなるはずである。
底近辺での誘いはチビハギの餌食になるので、底を1メートルくらい切った宙層でアピールし、底から50センチくらいまでの間をネチネチと誘ってみるとどうだろうと考えていた。チビハギは底近辺で食ってくることが多い気がする。底から30センチ圏はチビハギだらけなので、そこには仕掛けをいれず50センチの層から上だけで勝負することで大型比率を上げられないかなと考えていた。釣れる数は減るだろうが良型3匹に照準を絞るならチビハギをいかにかわすかが大事な気がする。
著者: へた釣り