釣りで他人と競うのは好きじゃないとか言ってるくせに大会には出る。今週末は第13回かみやカワハギ釣り大会。TKBの次になんとかしたい大会だったりする。というのも優勝賞品がその年に発売された超高級カワハギ竿の1本だ。そんな竿自分で買うお金はないがもらえるなら欲しい。
ルールは1匹全長勝負。マグレ上等の運だめしルールなのだが、「極鋭欲しい、ステファーノでもいいぞ」という邪念に取りつかれてしまっているらしく、まともな釣果を得られたことがない。2012年の第8回から毎年出場しているので年が6回目の挑戦。そろそろなにかの間違いがあってもよさそうなものだが……急に釣りがうまくなるわけではないのでできることをやっていくしかない。憧れの極鋭ユーザーになりたいという欲をなんとか封印しないとね。
今年の竹岡沖のテーマは餌を見つけたらすぐに猛アタックしてくる小型のカワハギをどうかわすかではないかと考えている。江戸前カワハギおかわり大会では前半、小さいカワハギを相手にしすぎて数はいいペースで釣れたものの20センチを超えるカワハギを1枚も手にすることができなかった。誘いすぎないでコッパは周りの人たちにおまかせするという方針に切り替えてからようやく型もよくなった。U原工房長には「多動性なのに動いてない」とからかわれた。活性は日によって違うので、その日の魚の状態にフィットさせる必要はあるが、誘いすぎずに勝負する手段がもっと他にないか考えてみようと思う。
著者: へた釣り