カワハギは誘って誘って微細な魚信を取って上手に食わせて釣る。でも、ごくごくたま~にだが、仕掛けを落とした瞬間にバクバク食ってきて3本針で3匹ずつ釣れるなんてことがある。そういう活性になること…時化後に多いので、時化後の××(チョメチョメ)と呼ばれている。日曜は……。
まだ予報は変わる可能性はあるが、土曜日はこれは釣り無理だろっ!!ってレベルの強風予報になっており、東京湾奥でも南西の風10メートル超えの予報。南に湾口を開いた東京湾は南風に弱いので結構な荒れっぷりになり、いわうるぶっ壊れた海になる。そのまま風が吹き続ければ、第13回かみやカワハギ釣り大会のある日曜日も苦しそうなのだが、風は昼過ぎから弱まり始め風向きも北寄りに変わる。壊れた海をなだめてくれる風である。日曜日は終日5メートルくらいの北風。
前日海がぶっ壊れてから凪ていくというパターンが実は時化後の××パターン。これで南からウネリだけが残って竹岡沖に入りこんでいればへた釣りが知る時化チョメフラグは全部立ったことになる。ただし、解明されていない未知の時化チョメフラグも残されている。今日こそは時化チョメと期待して釣行しても裏切られることはよくあるのだが……。大会というと周りが手強い人ばかりになり魚の割り当てが減る。魚の活性くらいは高いに越したことはない。腕の巧拙による差を緩和してくれる確率変動時化チョメ発生に期待!!
著者: へた釣り