プラスティック製なのでそれほど個体差はないはずなのだが80号のFLビシの上窓の調整がユルユルすぎて困っている。マダイだと下全閉上全開で使うのだが、回収してみると上も全閉になっていてオキアミは一粒も撒けてないなんてことも。ウィリーだとコマセ調整がシビアなので……。
FLビシはロストしては買いなおしているが初めてこれは弱ったなぁという物にあたってしまった。最初に触ったときに上窓の調整がずいぶんスムーズに回るなと喜んでいたが、海中で潮などを受けて開放の設定が変わってしまっては役に立たない。毎回ダメなわけではないがなにかの拍子に上窓を調整する可動部が動いてしまい全く意図していないコマセの撒き方になってしまう。マダイ狙いでオキアミが1粒も撒けてないことがあるかと思えば、カイワリ狙いのウィリーで一気にコマセを撒きすぎてサバの猛攻に遭ったり……。
何度か書いているがへた釣りは技術とか工作が大の苦手である。多くの場合、やらなきゃよかったという結果に終わる。それでもこのまま使い続けるのは難しいので上窓の可動部を少しでもキツくする方法を考えた。ユルユルとはいえ何かを挟めるほど隙間があるわけではない。この部分の摩擦を上げればいいわけだから全閉の状態の窓部に瞬間接着剤を一滴だけ垂らして指で擦ってこの部分の表面をザラザラにしてみるのはどうだろう? 上窓が全く開かない残念なFLビシができそうな予感もあるが…。ほかにもっと安全で簡単な直し方ってないかなぁ?
著者: へた釣り