剣崎沖イサキの調子がここ数年になかったほどによいので2017年シーズンの目標は月別最多記録の更新に定めた。仕掛けもその方向で工夫していく。研究テーマは枝間はどこまで詰めても大丈夫か? 針数を減らさず数釣りに適した仕掛けを作れれば、2束だって射程圏にできるはず。
基本は、シーズン初期は全長3メートルくらいの長めの仕掛けを使ってスローにシャクって型狙い。数釣りシーズンに突入したら仕掛けを短くして高速シャクリで針数パーフェクト狙いなのだが、2017年シーズンに限れば6月上旬から数釣りモードで、中旬になると早くも束釣りなんて釣果も聞こえてきた。へた釣りの月別自己最多記録は6月は61匹、7月は91匹、8月は171匹。勝負の早い短い仕掛けで6月、7月の記録を束超え、8月は2束超えを狙わなければならない。
昨年の数釣りシーズンは針数を減らして全長1.5メートルくらいの仕掛けを作っていたが、今年はちょっと方針を変えてみようと思っている。1.5メートルの仕掛けは針数を3本まで減らしていた。このときの枝間は50センチ、これを10センチ詰めれば同じ1.5メートルの仕掛けで4本針の仕掛けが作れる。2メートルなら5本針も可能。枝スは6センチから8センチと短いので枝間は40センチにしても大丈夫そうな気がする。
40センチで問題なければ、30センチ…25センチ…どこまで枝間を詰めてもイサキの食いに影響がないのか実験してみようと思う。短い仕掛けの方が、ソウダガツオやサバが食ってきにくいという傾向があり、さらにオマツリしにくくなるので、針数が同じなら仕掛けは短ければ短いほど、手返しもよくなるし、数釣りに適しているはずだ。これが成立すれば市販仕掛けでは絶対にたどり着けない領域にいけちゃうかも。
著者: へた釣り