昨日、夏タチ始めるかなと書いたら、I元達人から「タチ巻き(宇和島の食い物)作るのが夢」というコメントをいただく。知らない料理法だったので調べてみたら……タチウオ1尾を竹に巻いて焼いたものらしい。蒲焼風の秘伝のタレで外はパリッと中はふっくらと説明されると…めっちゃ食いてぇ!!
竹はまぁ竹輪の芯になっていた物を再利用すればなんとかなりそうだ。竹を少し割ってそこに3枚におろしたタチウオの身の端を挟んでからグルグルと竹に身を巻き付けていく。1尾分なので2枚の身を竹に巻き付けたら、まずは白焼きにし、焼け始めたらタレを付けながらさらに焼いていくという料理である。秘伝のタレは持ってないので、ウナギの蒲焼用のタレでこってり目にするか、幽庵焼き用の漬け地でさっぱりな感じでも、山椒醤油ベースで少しスパイシーにしても成立しそうな気がする。この料理法はネクタイサイズのタチウオの食べ方に向いてるかも。
アレンジする前にオリジナルの味を確認したい。楽天市場の「きなはいや」というお店で真空パックされている物が売られているのを見つけたが、時期が悪いのか「売り切れ」になっていた。ならばと宇和島料理を謳っている東京の店を調べてみると、「太刀魚巻き」「タチウオの棒巻き焼き」「 太刀魚の竹巻き焼き」と呼び名は少し揺らぐものの必ずといってよいほどにメニューに入っていた。糖質の関係で宇和島といえばこれでしょ!!な名物料理の鯛めしは食べられないけど、太刀巻きの調査という名目で美味しいお魚を食べに行ってこようかなぁ~。
著者: へた釣り