ウィリーの仕掛けは時間があるときにチマチマ作りためる。明日の釣行のためにと急いで作って雑になるのは嫌だし、余裕がアイデアを生む。明日のイサキ開幕戦に持っていく仕掛けはなんと30個。どれを使おうかなぁと選ぶ楽しみがあるわけだ。自分でも思う……どんなマニアやねんっとw
作り貯めておくと仕掛けを作っている時間がないので、イサキ釣りを断念するという悔しい思いをしないで済む。へた釣り印のウィリー仕掛けはハリスを結ぶのにティンセルを添える、チモチを夜光のUVレジンで補強する、蛍光赤のUVレジンで目玉を書くなんて余分な工程がいっぱいあるので、作るのに無駄に時間がかかっている。そんな余計なことしなくてもと言われそうだが、この仕掛けで釣れているので手間暇かけて同じように作り続けている。
ウィリーの色のバリエーションもいろいろ用意してある。沖の瀬や洲の崎沖のウィリー五目ならピンク、白、オレンジ、グリーンの1種類用意しておけばいいが、剣崎沖のイサキはごくまれに偏った色にしか食ってこない日がある。白一色、緑一色、白/緑二色なんて仕掛けも用意しておく必要がある。ハリスは枝スはすべて1.5号だが、幹糸は1.5号のものと1.7号の物を用意する。1.7号で釣り始めて食いが悪いようなら1.5号を投入する。それでも食いが悪い場合は……数個だけだが枝ス、幹糸ともに1.2号で作った仕掛けも用意してある。なんて風にあんなとき用、こんなとき用と準備していると30個くらい必要になってしまうのである。
著者: へた釣り