へた釣りに深場釣りに関して示唆に富んだヒントを下さる師匠が2人いる、1人はこれまでもよく登場している深場の勇者様。もう1人が今回初登場の…深場の賢者様。まさかのクロムツ落第釣行前夜に「明日は厳しくなりそう」と教えてくれていた。船中クロムツ0だったので予言通りだった。
教えていただいた内容は「南西風が吹きっぱなしだったから、底潮冷えて厳しくなりそう…」ってことだった。南風の強風が吹くと沖の澄んだ潮が入ってきて、澄み潮になるということは知っていた。ドンコや深海サメに苦しめられないで済む澄み潮(=南風)は深場での釣りに歓迎すべきことだと思っていた。どうやらそれだjけではないようだ。南風が吹きっぱなしだと、海水温が下がってしまい、釣りには悪影響がでる。風向きと海水温の関係は、メバル釣りのときに調べたことがあるが、水深250メートルなんて底の海水温にまで影響があるとは考えてもいなかった。
東京湾の風向きと海水温のメカニズムは、理科系の素養と発想に乏しいへた釣りには、どれだけ頭を働かせても理解できない。春の南風は澄み潮をもたらすのでちょっと吹く分には深場の釣りに好影響。でも、何日も吹き続けると、底潮の温度がどんどん下がってしまうので、魚の活性が著しく悪くなり悪影響と、機械的に覚えておくことにする。ところで、底潮の温度と、クロシビカマス(≒スミヤキ)ばかりが釣れたのって因果関係あるのかな?
著者: へた釣り