遠征ウィリー五目のお楽しみはいろんな魚が釣れるので、いろんなお料理を食べられることだ。まずは、チカメキントキ、ヒメダイ、イサキをお刺身で食べた。これにカイワリさえいれば完璧だったという悔いはあるが、キントキの脂の乗り、ヒメダイの上品さ、イサキの甘みに舌づつみ♪
ウィリー五目開幕戦で会心のドヤ顔釣行では6種類の魚を持ち帰った。この中でお刺身で食べるのがチカメキントキ、ヒメダイ、イサキだ。オキメバルは大きな物は煮付けにし、中型の物は干物、小ぶりの物はフライにする。アカイサキは2、3日内臓を入れたまま熟成させてから味噌漬けにする。ウマヅラハギは子供1号の大好物なので、子供たち用のお刺身になった。一部は干物や味噌漬けに加工してからご近所に貰われていく。クーラー満タン釣ってどうすんの?という心配は無用で1週間ではさすがに無理だが2週間もあれば全部胃袋に収まってしまう。
鮮度のいいうちにお刺身の食べ比べ。チカメキントキは身がテカって見えるほどの見事な脂の乗りっぷりで、旨み抜群。この魚がカイワリの次に遠征ウィリー五目で本命視されるのが納得の味だった。アラはいい出汁が出そうなので潮汁にしていただこうと思っている。たくさん釣れたら煮付けにしても美味しいのだが、そうたくさんは釣れてくれない。
ヒメダイはクセがなくお上品な白身の魚だった。脂もキントキほどではないが適度に乗っている。クセがないのでこの味が嫌いという人はいないと思われる優等生的なお魚だ。船長には湯霜で美味しいと勧められたが、今回は食べ比べのために皮を引いた。カルパッチョなどにして味を足して食べても面白そう。身の感じからして塩焼きも美味しそうだ。
時期が悪いのかイサキは脂の乗りという点ではチカメキントキやヒメダイに一歩譲ったが、身の甘みと硬すぎず柔らかすぎずのほどよい食感というイサキらしさは十分に楽しめた。イサキは大型の物はお刺身か塩焼きで、中型の物は開いて干物にする。遠征ウィリー五目ではフライにするウリンボサイズは混ざらない。
著者: へた釣り