子供たちからクロムツを「また釣ってきてね~」と催促されたし、はぐれメタル的レア魚の特大キンメも釣りたいしで深場に行く気マンマンだったのだが、金沢八景・一之瀬丸から沖のウィリー五目が出るとなると話が変わってくる。スポット出船なので次がいつかは未定なので、行くしかない。
一之瀬丸は昨年からスポット便というのが始まった。レギュラーで出ている乗合船以外に、不定期でアマダイやオニカサゴなどの船が出る。へた釣りが大好きな沖のウィリー五目改め遠征ウィリー五目改めLT遠征ウィリー五目も、レギュラーの乗合という扱いではなく、スポット便での出船になった。このままずっとスポット便のままなのか、レギュラーの乗合に切り替わるのかは不明だが、大好きな釣り物なので、乗れるチャンスがあるなら最優先で乗りたい。天気も悪くなく今のところは土日ともに凪そうな予報だ。昨季は3月中は少し苦戦したが、今年は水温高いからもう少しはなんとかなりそうな気がする。
沖のウィリー五目は洲崎沖や沖の瀬の水深80~100メートルくらいのポイントを釣る五目釣りで、何が釣れるか分からないウィリーらしい釣りである。大本命はお刺身で最強のカイワリ、煮付けて文句なしのチカメキントキ、癒しのオキメバル、これにアマダイやオニカサゴ、イサキ、アカイサキなど思わぬ高級魚が混じる。釣行後のお楽しみである食卓に並ぶ料理のバリエーションの豊富さでこの釣りを超える釣りは経験したことがない。それも魚のご機嫌がよければ22リットルのクーラーに氷が入る余地なしなんてこともあるのだからたまらない。今季もウィリーこいこいルールでカイワリ、アマダイ、オニカサゴ、アラ、マトウダイの五光を目指して、シャクリ続けて頑張ってみようと思う。
著者: へた釣り