深場で釣れる魚はサイズがいいほど脂の乗りがよくなって美味しくなる。クロムツに関しては30センチ級と35センチ級……体長にしてわずか5センチ差でここまで味が違うものかと驚いた。クロムツ4匹は全部炙り刺しにして家族4人の胃袋に。久々に「また釣ってきてね♪」と言ってもらえた。
ちょうど1年くらい前にも、クロムツ炙り刺がうめぇ!! 深場五目で本命視されるわけだとその美味さに驚いていたが、そのとき食べたのは30センチくらいのクロムツ。今回は35センチのクロムツを炙り刺しにして食べた。30センチのクロムツの炙りが「うめぇ!!」だとすると、35センチの炙りは「め~~~ちゃく~~~ちゃ! うめぇ!!!!!!!!!!!!」だ。4匹のうち3匹は35センチ級で1匹だけ30センチ級だったので食べ比べてみるとその味の差は明らか。身に厚みがあって食べ応えがあるのもうれしい。
あっという間に4匹食べてしまった。家族から「また釣ってきてね♪」と催促されたのは久しぶり。家族4人の胃袋を満足させるには35upのクロムツを10匹くらい釣らないとダメかも……4匹釣って自己最多だって喜んでいるようでは期待にこたえられない。でも……そんなにたくさん釣れる魚だっけ? 夜釣りでなら狙えそうな気はするが……。
著者: へた釣り