ネット通販で買った方が安いし品ぞろえも豊富なのにそれでも釣り具店に足繁く通う理由は偶発的な出会いを求めてである。何か面白い物がないかなぁとぐるりと店内を見回すのが楽しい。「大カマスを釣りたいなら俺を使え」と言ってる針を発見した。直感を信じてリアクションバイト!
偶発的な出会いを求めて行くようにしているお店には釣り具店以外にも本屋がある。ネットに頼ると既知の作家の作品ばかりになってしまい、新しい作家や作品との出会いが減る。読む前に先入観を植え付けられるような気がする他人の書評を頼るのは嫌いだ。勘を頼りに本を買う方が好き。好みの本は棚から「俺を手に取れ、そして読め!!」とアピールしてくる。ネット経由だとこのアピールは届かない。リアル店舗には偶発的な出会いがある。
何か面白そうな物がないかなぁと毎週のようにお散歩を兼ねて行っているのが上州屋・渋谷店だ。針の売場で「大カマスを釣りたいなら俺を使え」と言ってる針を見つけた。オーナー針の「太刀魚ホログラムサーベルフックHG」という針。軸の部分がホログラムになっていてキラキラと光る。カマスはサビキに反応してくる魚なのでホログラムにも反応してくれそうな気がする。タチウオ用で長軸なのも歯が鋭いカマスに適している。サイズもライト1号なら大カマスの口の大きさにちょうどいい気がした。偶発的な出会いは吉と出ることが多いので迷わず購入。余っているヒラメ用の孫針と組み合わせて餌&引っ掛けのハイブリッド仕掛けを作ってみようかなぁ。
著者: へた釣り