ハギポンを進化させてやろうとよからぬ企みをしているが、ある疑問が…カワハギの餌にしているアサリってどのタイミングで死ぬんだろう? 殻を剥くのに貝柱を切ったら死ぬ? それともしばらくは生きてて冷蔵庫で何時間かしてから死ぬ? 冷凍しなければ動けないけど生きている?
白い粉の分量を量ってアサリに振りかけている姿はどこのマッドサイエンティストですかって感じなのだろうが、マッドではあるがサイエンティストではないのがへた釣りの限界である。自然科学系の知識は中学生以下。テレビのクイズ番組でやっている小学生の理科の問題ですら結構あやしい。今回悩んでいるのはアサリはいつ死ぬんだろうってこと。貝は水中に溶け込んだ汚れを体内に濃縮して取り込むらしいと聞いたので、生きているうちにアサリの身の中にハギポンを取り込ませておけばもっとハギポンの効きをよくできるのではと考えたわけだ。
調べてみると、スーパーから買ってきた段階でのアサリはほとんどが生きていると考えてよさそう。両手で包み込むようにして擦ってみて口が空いてしまう物だけが死んでいるので取り除くといいそうだ。消費期限の問題で値引きされて売られているアサリの中に殻が大きく開き放しの物がいくつか混ざっているがあれは死んでいるのかな? 料理だと水500ccあたり塩を大さじ1杯加えた水にアサリを入れて砂抜きという作業に入る。砂を吐くってことはアサリが呼吸しているのであるから生きているんだと思う。この砂抜き水を高濃度のハギポン水溶液にすればどうだろうと例によって無茶な悪巧みをしてみたわけだ。ハギポンだけでなくカワハギ師匠考案のイワイソメのミンチやケイムラの発光液、おろしニンニクなど、アサリの体内に取り込ませたい物をいろいろ混ぜてみるのも面白そう。
とここまで考えてアサリを活かしておけるだけの海水を用意してそれなりの濃度でハギポンなどを溶け込ませるのはすごくコストがかかるかもと気付く。アサリっていつ死ぬんだろう? 殻を剥いちゃうと水管を動かしたり、殻を開いたり閉じたりしなくなるので生きてるか死んでるか分からない。殻なしでもしばらく生きているのであればハギポン液をエアレーションして剥き身の状態で長生きさせてみるという作戦が取れる。必要なハギポンの量をだいぶ節約できるはず。殻を剥いたアサリの生死を気にしているマッドな人は世の中にあまり多くはいないようで、ネットを検索しても剥いたばかりのアサリの剥き身が生きているのか死んでいるのか分からないwww
著者: へた釣り