昨年食べて脂ノリノリですごく美味しかったという記憶があったので、楽しみにしていたカマスの干物だが……あれ?ってほどにダメだった。20センチ強のサイズだと身の量も足りないし、脂のノリもイマイチ。期待を裏切られ(´・ω・`)ショボーン。一方のアジは小さくても脂がノッていて美味い!!
片袖開きというカマスの下ろし方の予習をして、ラスト10分にスレ掛かりし滑り込みでボウズを逃れるというドラマティックな釣れ方もし、これで不味いわけがないというお膳立ては整っていたのであるが……いざ食べてみると、あれっ? 身の量が少ないのはサイズが小さいので覚悟していたことだが、脂のノリもよろしくない。パサパサとは言わないが期待していた味ではない。旬を外した? でも、カマスにも秋カマスは嫁に食わすなって諺があるくらいだから時期は間違えてない。羽田沖で釣れた魚だからというのも関係ない気がする。ベイトが豊富だから多摩川河口に居着いているわけだもん。
昨年イワシの泳がせ釣りで釣ったカマスと今回サビキで釣ったカマスの違いはサイズ。昨年釣ったのは25センチ超えでフィッシュイーターらしい風格があった。今年サビキで釣ったのは20センチは超えているが25センチには届いていない。イワシを丸飲みするには少々迫力不足。この5センチの差が脂のノリを左右するのかも? ベイトとなるイワシを丸飲みできるサイズになってやっと、カマスって脂がノリ始める? 無益な殺生は嫌なので25センチ以下でフィッシュイーターの風格が出てないカマスはリリースが正解かも。
一方で、サビキで釣ってゆうに100匹を超える量を持ち帰ったアジはというと、15センチくらいのものでもしっかり脂がノッていて、お刺身にして食べたら美味しかった。10センチ以下の南蛮漬けにしかならないサイズはリリースしたので、飽きるまではお刺身で、残った分はアジフライにしよう。その計画を妻1号に告げると、何、言ってんの?という顔をされる。171匹のイサキ、その翌週には78匹のアジ、それを食べきらないうちに今度は100匹以上の小アジである。餌用の冷凍庫を全段フライのストック用に解放することで折り合ったが、危うくサビキアジ禁止令が出るとこだったwww
著者: へた釣り