剣崎沖がワラサフィーバーに沸いている。釣れれば4キロ級と型がいい上に平均3本くらいの釣果があると聞くと……へた釣りにだって1匹くらいはと期待したくなる。しかもメジマグロが混じるらしい。小さくてもマグロはマグロ。釣ったことがないので釣ってみたい。釣り物のマグロを食ってみたい!!
ワラサは5年前に1匹だけ釣ったことがある。観念したかと思えば暴れ出すワラサの往生際の悪さが最高と釣行記に書き残しているので、引きは楽しかったんだと思う。では、どうしてそれっきり行かなくなったかというと……実はクーラーサイズの問題。幅40センチ以下のクーラーにワラサを折り曲げるようにして入れて持ち帰ったら折り曲がげた内側の身が鬱血してしまって美味しく食べられなかった。せっかく釣り上げた魚を無駄にしたの(全部食べはしかた)が惜しくて横長のクーラーを買うまでワラサは封印しようと決めた。
クーラーは買ってないが、発泡のトロ箱を持っていけばなんとかなるのかな? 金沢八景・一之瀬丸には発泡が売っていたような気がする。ならばと、釣り具倉庫の奥深くからワラサの道具を引っ張り出す。竿はタイドスター50-300、リールはフォースマスター3000MK。いずれもパワー不足ということはないはずだ。80号の赤色Lビシとアーム長めのテンビン。1メートルくらいのクッションゴム。不安なのはクッションゴムだ。こんな太くて長いクッションは5年前に使ってから使ってない。ロングライフクッションというのを買った記憶はあるが、経年劣化で傷んでないかとちょっと不安。
目標は60センチ以上のワラサ1匹+メジマグロ1匹。これなら長めのトロ箱を1個買えばまっすぐ伸ばした状態で冷やして持って帰れるんじゃないかなぁ~っと。
著者: へた釣り