八幡浜商工会議所が主催なので適当なことを書くと叱られるが、水揚げされても水産物として利用されない魚(=ZOKO)をもっと食べようというイベント。投票できる魚を見ると釣り人なら雑魚どころか超美味だと知っている魚がチラホラ。へた釣りにとっては明日の本命、カイワリもZAKO!?
ZAKO48は各12魚種の4つのチームの分かれているらしい。チームイケメンにはカイワリやコショウダイ、メジナ、スルメイカなどが含まれているので、ZAKOの定義は釣りでいうところの外道ではなく、職漁師さんの網に入ったけれど、数がまとまらなかったり、サイズが小さいなどの理由で市場に流通しない魚のことを指すようだ。ZAKOの中にはチダイやクロムツ、マトウダイなど関東では釣魚として人気の魚も結構な数見つかる。
愛媛県八幡浜市は「みかんと魚の町」であるらしい。四国有数の水揚げ高を誇る漁港を有し、媛っ子アジというブランドアジでも知られている。それでも規模は年々縮小する傾向にあり、魚市場の取り扱い量はピーク時の2割にまで落ち込んでいるという。宇和海や豊後水道に面した八幡浜揚がる魚は魚種が豊富で通年で200種近くにのぼるようで、今はまだマイナーな魚がメジャーになり全国の食卓に上がるようにならないかと狙うのがZAKO48選抜総選挙のようだ。そういう主旨なのでZAKOには不味い魚は含まれていない(ミズフグって食べられるんだと驚いたw)。すごく美味しいけどあまり食卓には上がらない魚が選抜されているってことだ。
インターネットでの投票は9月25日から開始され11月11日まで。1日1回ずつお気に入りのZAKOに投票できるって仕組み…某釣りアイドルのネット投票と一緒だ。11月19日には八幡浜でZAKOを試食できるイベントが行われ、そこでセンターZAKOが発表されるのかな? へた釣りは毎日1票ずつカイワリ(八幡浜ではマメメッキと呼ぶらしい)に投票し続けるつもり。
著者: へた釣り