そんなの基本でしょ!!と言われそうだが、基本ができてなかった。反応あるのにカイワリ大撃沈の定め釣行でテンビンとビシ一式を失った。金具に擦れた可能性のあるラインはちゃんと目で見て指で触って確認した方がいいとは知っていたが、船底をまたいで後の人とのオマツリで油断した。
いくつか悪い条件が重なったように思う。まずはオマツリの相手が後の人だったためどんな状態でオマツリになったか確認できなかった。オマツリしたのは高い位置で相手の仕掛けやテンビンがPEラインに巻き付いたんだと思われる。相手が仕掛けを切ってくれてオマツリはほどけた。仕掛け回収の合図が出ていたので急いで自分の仕掛けを回収したために、ラインの状態を確認しなかった。ポイント移動後、仕掛けを再投入しシャクった瞬間……フッとテンションがなくなる。20メートルほど巻いたらそこでラインが切れていた。PE70メートルとテンビン、FLビシ一式を失った。その辺りはまさに先ほどオマツリした部分なので、ラインの状態をチェックするというひと手間を惜しんだせいでと考えると悔しい。
ウィリー五目やカイワリ五目、タチウオ、アマダイなどに使うフォースマスター400にはPE1.5号を300メートル巻いてあるのだが、細すぎるのかな? オモリは重くてもFLビシ80号なので激しくシャクっても強度不足で切れることはないのだが、オマツリで金具に擦れたり、太いラインと絡まったりすると、その部分からあっさり切れることがあるってことを思い知った。ビシ2500円、テンビン1000円なので経済的な損失も大きい。オマツリした部分のラインは必ず目視でチェックする!! 釣りの安全標語として印刷してクーラーにでも貼っとこうかな。
著者: へた釣り