がまかつが競技カワハギくわせのロングハリスを出してくれないので今季は自分で結ぶことにした。カワハギ師匠いわく「自分で結ぶようになったら変態の仲間入り」であるらしい。どうせ変態呼ばわりされるなら、理想のカワハギ用ハリスを求めて超高級品に手を出す大変態になってやる。
普段使っているシーガーの船ハリスで結んでみて、カワハギのハリス用にはフロロの腰が足りない気が!?すると書いたら、おそらく変態仲間であると思われるカワハギ釣りの達人さんたちからいろんなアドバイスをもらえた。ホンテロンやエステルなどの名もあがったが、以前フロロ以外のラインを使うと結び目で切れまくったという苦い記憶があるのでどうも手を出しにくい。フロロならこれでどう?と具体的な製品名を教えて下さったのがY口達人で「緑のシーガーエースを多用してい」るとのこと。
サイトでシーガーエースを確認すると「SOFT←→HARD」という項目でHARD寄りになっていた。おそらくこれが腰の強さのことではないかと推測した。ほかの製品も見てみると、シーガーのフロロライン中一番HARDなのは「シーガーグランドマックス」だった。「ここぞと言う時に頼れる、当社最強のフロロライン」と説明されている。メーカー希望小売価格は60メートルで3400円。どうせ変態呼ばわりされるのなら、すごい変態になってやるっ!! と思ったかどうかは置いといて、カワハギの針を結ぶのに腰が強いハリスがどうしても欲しかった。あまり迷わずに買ってしまう。50%オフの税込1836円だった。
早速競技カワハギくわせを結んでみたのだが、結んでいる最中から腰が強めで扱いやすいと感じる。スプール径が小さいので少し巻き癖が付いてしまっているのが気になるが、実釣には影響ない範囲。何本か結んでみてダイワのロングハリスと比べてみると、船ハリスよりはだいぶ似た感じのハリスの張りにはなった。差はわずかなので不安なく実釣に十分投入できる。それでもまだダイワのハリスの方が腰が強く張りがあった。ダイワのハリスってカワハギ専用に作られてる物? だとしたらカワハギ用ハリスとして発売してくれないものかと。
著者: へた釣り