金沢八景・弁天屋で12日からカワハギ乗合が始まる。八景の船宿だけでなく湾奥の船でも9月中旬から下旬には始まると思われる。へた釣りもそろそろ準備。お気に入りのがまかつの針、競技カワハギくわせに10センチハリスを結び始めた。お手本はダイワのロングハリスだったが……。
少しでもカワハギが針掛かりする確率をあげたいので、口の硬いカワハギはもちろんのこと、ベラでもトラギスでも何か魚が掛かった針は惜しむことなく交換することにしている。1釣行に使う針は少なくても30本、多いときには50本以上使う。そんな消費ペースなのでカワハギの針を自分で結ぶのはなるべくなら避けたかったのだが……愛用している競技カワハギくわせに10センチハリス版がないので自分で結んでみることに。フィッシングショー2016でがまかつの担当者に「ロングハリス出してください」とお願いしたら「バラ針買って自分で結んで」と言われた。結んでみて思った。手間仕事なのでやっぱり発売してほしいなぁ~www
ナノスムースコートは表面がツルツルで結びにくいと言われているが、思ってたより難しくはなかった。軽く絞めこんでからハリスの場所(ミミの中央からハリスが出るように)を調整しやすいのでむしろ結びやすいかも。ミミが小さいので最後に絞めこむときにミミにハリスが乗り上げないように力を加減するのが注意点かな? 3号以上の太めのハリスを使うと乗りあげやすい。取りあえず普通に結んだだけの状態で使ってみて針のすっぽ抜けなどが発生したら、チモトをUVレジンなど(がまかつは瞬間接着剤推奨)で補強してみようと考えている。
ダイワの10センチロングハリスと同じ寸法で作ってみたのだが、手に取ったときのハリスの曲がり具合が違う。両方フロロ2号のはずなのに、ダイワのハリスの方が同じ太さでも腰が強い(硬めの)物が使われているようでハリスの描くラインが違う。これだけハリスの腰が違うと海中でのエサの動きが変わってきそうなのでやはり気になる。2.5号や3号に太くすると似たような腰の強さになるのだが……ダイワのロングハリスが2号なのにも何か理由がありそうな気がする。今回使ったシーガーの船ハリスよりも腰が強いフロロがないものか探してみるつもり。
著者: へた釣り