相模湾でのマグロ、カツオ釣り用にオキアミよりも餌持ちがよくサイズも大きい「オキエビ」というエサが話題になっている。オキアミの3Lサイズ相当で少し硬めってことはウィリーシャクリで空針に付けるエサにもぴったりなのでカイワリ五目用に1個ゲットして使えるかどうか試してみたい。
オキエビはオキアミではなくエビの仲間であるらしい。オキエビ科には富山県の名物でお刺身やかき揚げなどにすると美味しいとされているシロエビ(シラエビ)も含まれている。水深200メートル以深に生息しているエビだ。そういう情報を得てからオキエビを見ると……もしかしてシロエビと同じ物?という気がしてくるが、人間の食用に加工された物ではないので、食べて味比べをしてみようとまではさすがに思わない。
マグロ、カツオ釣り用として紹介されることが多いがパッケージにはマダイの絵も書いてあるので、オキアミを使っていてもう少しエサ持ちをよくできないかって釣りには使えるような気がする。面白いのは「オキアミエキス入り」だってこと。臭いによる集魚効果はオキアミに劣るってことだと思われる。へた釣りがやる釣りだと、カイワリ、沖のウィリー、アマダイで使えそうに思う。いずれも海中で仕掛けを激しく動かすのでエサ(特に頭部)が取れにくいならそれだけで使ってみる価値はある。オキアミと抱き合わせて使うという手もありそうだ。
著者: へた釣り