釣果は努力すればなんかなるかもしれないが天気ばかりはどうにもならない。人事の外にあるどうにもならないことなら前向きに捉えるに限る。2016年のイサキ最終戦は太平洋上を迷走して戻ってきた台風10号の影響で土曜日に。今週も時化前の荒食いフラグがビンビンだ。目標は束!
金曜日(つまり今日)は上州屋・渋谷店にて閻魔大王様独演会に参加し、そのあとの懇親会にも顔を出すつもりなので、釣行は日曜日でと考えていた。波・風の予報を確認すると、風は土日ともに問題なさそうだが、波の予報は台風がより接近する日曜日の方が悪い。台風10号は大型で強い勢力とのことなのでウネリが東京湾にも届き始めるんだと思われる。日曜日も出船中止になるような波ではないのだが…先週の追い食いせず74回巻き上げてイサキ78匹釣行で荒天前日は準備のために早上がりになることがあると知った。束釣りチャレンジのラストチャンスで実釣時間が1時間短くなるのはつらい。土曜日に出撃した方が目標達成の可能性が高いと判断した。
投入するのは全長1.4メートル(3本針)~2メートル(4本針)の超ショートウィリー仕掛け。これをとにかく速くキビキビと動かしてウィリーに触れてきたイサキを積極的に掛けていくという方針。魚からのコンタクトへの感度が鈍くなるので数釣りを狙うときはクッションゴムは付けない。ソウダやサバなどのお邪魔虫が掛かったら一瞬でハリスが切れてくれる。オマツリの元になり時間のロスにもなる無駄なやり取りはしない。仕掛けは12組用意した。船上が混雑しオマツリに巻き込まれるというシーンが多発しなければ十分に足るはず。金沢八景・一之瀬丸の瀧本船長が言っていた「ショート仕掛けはソウダが掛かりにくい」という説が本当かどうかも検証してみるつもり。
剣崎沖のイサキは8月31日で禁漁となる。週末釣行組のへた釣りにとっては延長戦なしの最終戦。今季も束釣りを達成して気分よくカワハギシーズンに突入したいのであるが……。手は尽くした。イサキの活性が悪くないことを祈るしかない。あとは本日の閻魔大王様懇親会で調子に乗って飲みすぎないことが大事なんではないかとwww 昨季も最終戦で束釣りを達成できた。今季もなんとかなると信じている。
著者: へた釣り