このうらみ! はらさでおくべきか!!! 釣行すればああすればよかった? それともこうだった?…と、魚や自然相手に遺恨が生まれる。遺恨を残すと釣りにハマる。釣り方を工夫し、道具を買い、釣行を繰り返す。釣り好きの人を思い浮かべれば…執念深そうなタイプが多くない? 気のせい?
というわけで7月はこのうらみ! はらさでおくべきか!!!月間ということにする。7月の最終週は毎年恒例の北海道遠征なので、関東で釣行できるのは今週末の三連休とその翌週だ。リベンジ釣行一発目は、宇佐美・治久丸からアカムツ。前回釣行ではとにかく巻き上げ中にバラしまくってアカムツの顔を見ることができなかった。竿を買い、針や仕掛けを見直し、餌にも十分にお金をかけて、勇者様ほかいろんな人からアドバイスをもらった。三連休の初日に、何がなんでも1匹釣ることを目指す。
三連休はもう1戦するつもり。遺恨がある魚の1つがタチウオだ。魚信はほぼ途切れずに出っぱなしだった。感知できた魚信の延べ回数(同じ魚からの物もカウント)に対して針掛かり率は1割以下だったと思う。16匹釣ったので敗北感こそ薄いが、悔しかったかというと相当悔しかった。もっと率のよい掛け方があるはずである。三石忍級の超人になれるとは思っていないが、こういう状況で針掛かりしないからこんな対策を打ってみたという傾向と対策を講じられるくらいにはなりたい。
苦手意識をこじらせる前に絶対にリベンジしておかなくてはいけないのがLTアジだ。前回釣行では半日船で7匹。魚信はそれなりにあり、穂先をグンッと引きこんでさえいるのに巻き上げてみると魚がいないという体たらくであった。もともとアジは苦手な釣りの1つではあるが……釣れる気がしない魚のまま放っておくとまた行こうという気がなくなってしまう。三連休最終日の羽田・かみやがタチウオ→アジリレーだったので、タチウオ&アジにまとめてこのうらみ! はらさでおくべきか!!!と復讐してくるつもりだ。
23日か24日のいずれかは絶対にイサキに行く。7月にはまだ1釣行しかできてないが、釣れたのは3匹だけ。7月のワースト記録を塗り替えたままでは終われない。できれば自己最多92匹を狙って、金沢八景・一之瀬丸から出撃するつもり。イサキに関してはやるべきことは分かっている。イサキのご機嫌のいい日にあたってうらみを晴らしたついでにドヤッ顔をキメておきたい。翌週からの北海道遠征にも弾みがつくというものである。
著者: へた釣り