2016年のイサキ開幕戦で横の人と話していて、あれ?となった。船宿からラインはPE3号か4号でと指定されたという。LTイサキだからPE2号以下だと信じていたのだが、「PEラインは3号ないし4号を厳守」と本当に書いてあった。過去5シーズン、PE1.5号~2号でやってきたけど…どうする?
金沢八景・一之瀬丸のイサキ船は人気があり満席のことが多い。ビシはFLビシ60号で統一されているがそれでも潮の速い日やラインの太さがバラバラすぎる日、仕掛けの入れ方に無頓着な人が多い日はオマツリが頻発して苦しむことがある。土日の混雑した船に慣れているので、それもまた釣りと割り切っているのだが、オマツリの原因が自分だったかもとなると話が全く変わってくる。LTなんだからPEは2号以下だと信じていた。船上で文句を言うことはないが、PE4号は勘弁してよぉ~と思ってさえいた。船宿が想定しているレギュレーションに違反していたのは自分の方だってことに5年目にしてようやく気付いたわけだ。
どうする? 厳守とまで書かれているルールを破るほど無法者ではない。かといって5年間、釣れるときも釣れないときも頑張ってシャクリ続けてちょっとはマシになってきた釣り方をリセットするのは残念すぎる。そもそもPE3号、4号が巻いてあるシャクリやすい重量と形状をしたリールを持ってない。SC小船800XHというリールを最初、イサキ用に買ったが重くてシャクリづらいので使うのを止めた。使いにくいと分かっている道具に戻るのは嫌。イサキ用にPE1.5号を150メートル巻いてあるバルケッタ CI4+ 200HGにPE3号を巻くと72メートルしか巻けない。このままではこの時期一番楽しみにしている一之瀬丸のイサキに行けない。どうしようかなぁ……。
著者: へた釣り