昨夜の夕食はイサキのお刺身。今年の剣崎沖のデカイサキは美味いってことを実感できたわけだ。妻も「美味しいねぇ」と」喜んでくれたのだが、それに続く言葉は「でも、毎週は止めてね。冷凍庫がイサキのフライだらけになっちゃうから」。今日はたまたま釣れただけだと説明したが……。
何かの間違いが起きて型は◎数も◎となった2016年のイサキ3戦目。61匹は6月の釣果としては過去最高だし、34センチのご立派サイズも釣れた。よほどうれしそうな顔をしてたのだろう。帰った瞬間に「釣れたみたいね」と妻から言われる。その夜は34センチのイサキをお刺身にしての祝杯となったのだが、危惧していたイサキ禁止令が出てしまった。次行ってもこんなに釣れないよと食い下がったが、「前はフライで20個(1個が半身なので10匹分)くらい食べてたけど、ダイエットを始めてから食べても5、6個(3匹分)でしょ。今日釣ったのだって食べきるのに結構かかるよね」。昔みたいに10匹分食べるわけにはいかないので反論の余地はない。毎週はやめてってことなので、イサキ釣行は隔週になりそう。
妻1号の父(=北海道の師匠)も釣りをするので釣り人の心理は分かってくれている。釣れないから釣りに行くなとは言われた記憶が……一度だけあった。オニカサゴだ。毎週、毎週、「今日はオニカサゴの鍋だから準備しといて」と言い残して出撃してはボウズをくらい、豆腐と野菜だけの鍋を食べさせ続けるとオニカサゴ禁止令が出た。以来、オニカサゴでボウズを食らったら、バスを1つ手前で降りて近所のスーパーで鶏肉なり豚肉なりを買って帰ることにした。へた釣り家では鶏肉や豚肉にそっくりな味のオニカサゴの鍋が冬の定番料理になった。
一方、釣れすぎて食べきれないという理由で禁止令が出たことがあるのはイサキやタチウオ、メバル・カサゴなど。冷蔵庫や冷凍庫の容量をやり繰りしないといけない妻の苦労を考えると致し方ない。イサキが禁止された今週末は何を釣ろうかなぁ~。禁止されたら禁止されたで代わりの釣り物を考えるという楽しみが生まれるのであるから、いい娯楽だと思う。再来週イサキに行って大して釣れなかったら禁止令は解除されると思われるwww
著者: へた釣り