カワハギを神経絞めする動画を見て神経が抜けた部分の体の色が変わるのに驚いた。真似はしなかった。手先が不自由なってレベルで不器用だと自覚しているから。せっかく釣れた美味しい魚をダメにしたくない。できれば神経絞めして持ち帰りたい魚がいる。お刺身で最強のカイワリだ。
神経絞めはいろんな魚に試してみたがうまくできないことが多く、結局、マゴチ以外の魚にはやらなくなってしまっている。マゴチくらい大きな魚なら眉間にナイフを突き立ててできた傷から背骨に沿って針金を入れていくという手順が分かりやすい。今のところ失敗したことは…それでも一度だけある。体の横から針金が突きぬけたwww これがマゴチより小さな魚の神経絞めだと失敗率は跳ね上がる。特にアジは神経絞めしようなんて考えなければもっと美味しく食べられたのにってことが何度もある。
それでも神経絞めしてみたい魚がカイワリだ。たくさんは釣れないので落ちついて慎重に神経絞めの作業ができそうというのもあるが、なんといっても血抜きをして冷やして持ち帰っただけであれほど美味いのである。神経絞めして持ち帰ればどんな味になるんだろうと想像しただけで涎が溢れてくる。6月、7月は剣崎沖のイサキに疲れたら宇佐美沖のカイワリ狙いに転戦するというのがこの数年のパターンなので、覚えるなら早い方がよい。ただし、カイワリを神経絞めした経験があるって人はあまりいなさそうなので……。
上州屋・新宿店で6月3日の15時から20時まで神経絞め実演販売会というイベントが行われるようだ。ルミカのスタッフが実際に商品を使って神経絞めのコツなどを説明してくれるそうである。神経絞めしたい魚は決まっているわけで、しっかり教えてもらえるような気がしている。ちなみにへた釣りがマゴチを絞めるのに使っているのはルミカの神経締めセット・ロングだ。カイワリだと針金部が太すぎるような気がするのでノーマルの神経絞めセットを買った方がよさそうな気がする。
著者: へた釣り