昨季は夜アナゴを初体験できただけで満足だったが、今季は名人の竿をもらったし少しは上達したい。仕掛けを買いに行くと……いろんな種類の針の物が売られていて困惑する。見つけただけで4種類。状況に応じて使い分ける必要がある? それとも釣り方によって選ぶ針が違うのか?
見つけただけで丸せいご、うなぎ、きつね、海津の4種類の針の物が売られていた。昨年は使い慣れているというだけの理由で丸せいごの物を買ったと記憶している。丸せいごは投げ釣りなどでも使われる針で、口の中に入ると勝手に針が立ってある程度自動的に魚が掛かりやすいような気がしている。昨季はかみや置竿アナゴ天秤を使ってちょい投げ&糸吹けを取るだけで何匹かは釣れたので、今年も置き竿には丸せいごを使ってみようと考えている。
左がうなぎ針、右がきつね針。うなぎときつねの差はよく分からないがどちらもフトコロが狭い流線針でうなぎはやや太軸、きつねは細軸という理解でいいのかな? 口の中に入りやすい形状なので、小突いて魚信を出して積極的に掛けていくのに適した針だと思われる。すっぽ抜けも多そうなのできっちり口の中に針先が立った手応えを感じてからアナゴの硬い口を貫きにいく。手持ちで小突く針はこれでスタートしてみようと思う。オモリの下には針を2本出すつもりなのでうなぎときつねを1本ずつ付けてみたら掛かりやすさなどに差はでるかな?
海津針は良型アマダイ狙いで大粒のオキアミをしっかり装餌したいときに使ったことがあるが、アナゴ釣りにも向いている理由…実はよく分からない。長軸なので餌持ちがよい? ほかにもカレイ用の針やチヌ針を使っているという人もいるようで、ここまでいろんな針が使われるということは、釣り方やアワセ方などでこの針でなくっちゃという好みが分かれていると考えるしかない。へた釣りの場合、どの針がいいのかな? 経験2戦、釣ったアナゴが9匹だけじゃデータ不足で決めようがない。どの針が合うのかいろいろ使ってみるしかないね。
著者: へた釣り