物欲が強いのでスティーレ100PGが欲しいとなると我慢できない。でも先立つ物がない。明日は江戸前釣りサ-キット大会マゴチの部。優勝賞品は現ナマ3万円だった記憶がある。場外弾マゴチなんて釣ったことない、釣る腕も運もない。でも神様、明日は場外弾マゴチとスティーレを!!
そんな邪念を抱く人の釣り針には魚は食いついてこないなんていう人もいるが、そもそも大会に出て自然を相手にではなく人を相手に釣果を競うわけだから少しくらい邪念を上乗せして内容に具体性を帯びさせてもそう影響はないのではないかとwww そもそもこれまで1匹として釣ったことがないサイズの魚を釣らせろとお願いしているのであるから頼まれた神様も困惑されていることだろう。江戸前釣りサ-キット大会マゴチの部には過去4年連続で参加しているが、優勝争いは65センチを切る本塁打サイズで争われることが多い。場外弾(70up)は欲張り過ぎだとしても特大弾を狙わないと賞金には手が届かない。
明日は悪天候で荒行のような釣りになることが多い羽田・かみやの大会にしては凪で釣り日和。午前は下げ潮なので潮通しのよい富津沖がポイントになりそうで潮先は艫(右舷が少し有利)、午後からは上げ潮なのでより大型が狙える大貫沖に移動するとすると、潮先は左舷で舳寄がやや有利かな。風の予報が変わらなければ抽選でどの釣り座になっても1日潮尻で誰かが順調に釣っているのを指をくわえて見ているだけってことはなさそうだ。あとはもう何かの間違いを信じて10秒~15秒に一度は誘いを兼ねてタナを取り直し続けるだけ。大きなマゴチを選んで釣る方法はないと思う。魚信がない時間にも置き竿にせずにタナを取り直し続けた者に神様は微笑んでスティーレを授けてくださると信じる。
著者: へた釣り