金沢八景・一之瀬丸の深場五目の釣果を見ているとこれならもしかしてへた釣りでもアコウの1匹くらいは釣れるんじゃなんてことを考えてしまう。甘くはないと分かってはいるんだけどね……。釣りの財布を整理していると深場船はアコウもアカムツも、ついでにアナゴもタダ乗りを狙える?
へた釣りは同じ船宿に足しげく通うので回数に応じてもらえるスタンプや割引サービスが貯まりやすい。一之瀬丸なら領収書を15枚貯めると次回は氷代(100円)だけ払えば乗船できる。領収書を数えてみると12枚ある。沖のウィリー五目をまだ何戦かするつもりなのでゴールデンウィーク中にも15枚貯まる見込み。アコウやキンメを狙う深場五目船がいつまで出船しているかは定かでないが、間に合ったらタックルのレンタル代2000円+仕掛け代でアコウかキンメの深場デビューができる。この値段なら仕掛けの投入に失敗して船の上でぼんやりすることになっても授業料とあきらめられるような気がする。
深場チャレンジのもう1つのターゲットは伊豆のアカムツだ。宇佐美・治久丸はスタンプを6つ貯めると次回乗船は3000円引きになる。現在スタンプが3つ貯まっている。全く釣り方が分かっていないアカムツはボウズ覚悟、どころかボウズ確率がかなり高いと思う。できるだけ安く乗りたい。カイワリを狙って夏前に何度かプチ遠征するのが毎年のパターンだ。早ければ梅雨明けくらいにはスタンプが埋まりそう。治久丸のアカムツ船は年中出船しているので貯まればデビューのつもり。手持ちのタックルでもなんとかなりそうだし、船長とも気安いので釣り方が分からなければ質問しやすい。
羽田・かみやは一番よく行く船宿なので何カ月かに一度はスタンプを10個集めてタダ乗りしている。次にスタンプが貯まったらもうすぐ始まるであろう夜アナゴ船へのリレーでスタンプを使いたい。昨年は生活習慣の悪夢のせいで体力に自信が持てず、夜アナゴにだけ2回行ったが実釣時間が短いので少々物足りない。昼間に何か別の釣りをして夜アナゴにリレーしたいところ。それなら潮先の席を確保しやすいという優遇もある。
著者: へた釣り