アナゴ竿ならこれ買っときゃ間違いなしって竿があったら教えてと書いたら、S藤名人から「あげますよ」との申し出。4000円くらいする物をいいのかな?と一瞬ためらったがアナゴ竿が欲しいという欲求には逆らえない。ありがたくいただくことに。これでもう5匹釣れない言い訳はできなくなった。
デカッw船長のオニカサゴ学園の卒業をともに目指したものの、きっぱりと自主退学したのがS藤名人。退学する勇気はなく休学中なのがへた釣り。S藤名人は退学と同時にオニカサゴの道具一式を誰かにプレゼントしたと聞いていたが……へた釣りにもアナゴ竿をくださるという。なんとも男前な人である。さすがに悪いと思い断ろうかとも思ったのだが……欲しいという気持ちに逆らうことはできず、いただくことに。江戸前釣りサ-キット大会マゴチの部でスタッフとして乗船していたS藤名人から竿を受け取った。
船あなご125という竿だった。胴はしっかりしており先端は夜でも見やすいように白色。調子は8:2調子で20号のオモリをぶら下げてみるとちょうど白くなっている部分だけが少しお辞儀する感じだ。7;3調子のキス竿とはもちろん違うし、昨季アナゴ竿の代替品として使ったサグリスト110というテトラ竿とも違う。胴が強くて先調子な分、小突きの操作はしやすいし、先端部のガイドが密な分最初の魚信も取りやすそうな気がする。問題は先調子で硬い分食い込みが悪そうなことだが、アナゴ竿とはこういう物なのだから慣れるしかない。ちなみにリールシートとガイドはS藤名人スペシャルに換装済みであるそうだ。
取りあえずゴールデンウィークに入ったらすぐに今季の夜アナゴ初戦に行ってみるつもり。竿は2本で1本は今回いただいた船あなご125で船下を小突いて狙う。もう1本はキス竿でキャストして置き竿で勝手に釣れてくれるのを期待。今年の目標はストック5のお世話にならないことと決めているので何としても5匹は釣りたい。昨季までは竿が悪いのかなぁという言い訳ができたが…今年は言い訳のネタがなくなった。
著者: へた釣り