マゴチが釣れている日とあまり釣れてない日の傾向を見ていると、前日に比べ水温が上昇しているかどうかが重要だと気付く。海水温は何かの弾みで1日で1度くらい動くことがあり上昇した日にマゴチ爆の可能性が上がる。水温が下がった日は船中魚信少なく大苦戦しているような気が…。
桜の開花宣言後にしばらく停滞していた春への歩みが今週に入って一気に早まった。昼なら上着なしで外出することも可能で最高気温が20度超えなんて日も。羽田・かみやは出船した日は水温を掲示してくれる。3月28日の大貫沖の海水温は12.6度。3日前の25日は13.2度あったので0.6度落ちてそのまま少し低めで安定しているって状態だと思う。気温が上昇すれば水深の浅いマゴチのポイントの海水温は上昇するはずと考えたのだが、そう簡単なものでもないらしい。
気温は南風が強く吹いた日に上がる。まさに今日の風が気温を上昇させる風で気温は20度を超え桜は満開になった。では南風が吹いて気温が上がれば海水温も上がるのかというと、これが全く逆で下がってしまうらしい。コリオリの力という物が働いて温かい海水はむしろ沖の方に払いだされてしまうようだ。南風が吹いて海水温が下がったあと風が落ちついてからの方が海水温は上がるってこと?
という視点で週末に向けての風の予報を見てみると今日の南風の強風は日付が変わるころには収まり北寄りの弱風になる。その後金曜日までは強い風は吹かない。最高気温の予想は高いままで金曜日で18度、土曜日は少し下がるが16度、日曜は午後から南風が吹き気温が上昇(海水温は低下)するという予報なので今週末は海水温上昇のフラグが立っているような気がする。潮回りはよくないけど伸び伸びになっているマゴチ開幕しちゃおうかなぁっと。
著者: へた釣り