マゴチ釣りに付き物なのがイカ。時にスミイカやマルイカなどの美味しいイカも釣れるためお持ち帰りしたい。でもクーラーがスミだらけになるのは嫌だ。沖のウィリー五目ではメダイが釣れる(といいなw)。ヌルヌルの魚なので他の魚にくっつけたくない。釣行に便利な厚手のビニール袋を買おう。
まずは釣り用に設計された物を探すとバレーヒルというメーカーの「KAMIWAZAブリパック」というのが見つかった。ブリパックのサイズは110センチ×33センチ、オオマサパックというのもあるようでこちらは130センチ×42センチ。紡錘形の大型青物用のビニール袋のようで厚みは0.1ミリとある。イカやメダイには少し大きすぎる気がする。4枚で1058円+送料と1枚当たり250円超え。
もう少し安くてサイズも小さめの物はないかと探してみると「恵比寿さまの大漁袋」にたどり着く。保冷剤と組み合わせて使うことで鮮度を保つことを目的に開発されているようだ。大きさは3種類あり一番小さいMサイズで90センチ×80センチ。やはり大型魚用なのかな? 厚みは0.1ミリとある。「柔軟性、引き裂き強度、引っ張り強度に優れて」と書かれているので厚手であるという以上にトゲトゲの魚を入れても大丈夫ってことなのかな? その分お値段も高めのようで、3枚入りで756円、ということはこちらも1枚250円超え。これくらいはするもんなのかな?
釣り用で探していると手を出しにくい値段の物しか見つからなかったので水を入れても大丈夫で強度もありそうな厚手のビニール袋を探してみると見つかったのが「システムポリマー U-1 Uシールポリ袋」という物。アクアリウムの移動(掃除時の一時避難)や縁日の金魚すくいの移動などに使われている物のようだ。サイズは30センチ×60センチと沖のウィリー五目で釣れるメダイにも、へた釣りが使っているクーラーにもぴったりのサイズだ。厚みは0.075ミリと釣り用に設計されたビニール袋より薄くなるが……値段を見てビックリした。
100枚入りで2139円。1枚21円。イカやメダイの隔離用ならこれで十分だと思う。強度不足が心配なら2、3枚重ねて使ってもかなりの割安感がある。ついでに「ニッソー 酸素ぷくぷくタブレット」を買えばイカはもちろんのこと50センチくらいまでのマゴチなら生かして持ち帰れるんじゃないかと余計な野望まで抱き始めた。タブレットは観賞魚のショップに買いに行けばさほど高いものではないので試してみる価値はありそう。
著者: へた釣り