へた釣りみたいな気まぐれな人を誘っても仕方ないので羽田・かみやにそんなつもりはないだろうが、心が折れて不登校からの1年間の休学を決めたオニカサゴから寒い時期の釣り物の1つとして期待に胸ふくらませて入学したかった深場五目に釣り物が変更になった。写真はH賀達人。
アコウダイの干物を焼いたのを食べて、これは釣らなきゃと思い立った。よく行く船宿の1つ、金沢八景・一之瀬丸からアコウ狙いの深場五目船が出ているのも確認できたが、オモリ300号でPE6~8号を最低600メートル巻いといてと書いてある。水深何メートルを釣るんだろう? さらに投入は指示があったら滞ることなく速やかにってのが手返しにモタモタすることが多いので自信がない。さらに魚信があったら魚の引きに合わせて糸を少しずつ送ってコイノボリを狙うらしい。それって根掛かりとかオマツリしないんだろうか?と不安を覚える。周りに迷惑をかけずに釣れる気がしない。
ならば、もう少し水深が浅いキンメムツから入学しようかなぁとも考えたのだが、一之瀬丸の深場五目船の船長さんと面識がないのでビビリのへた釣りにはどうも敷居が高い。分からないことがあったら質問しやすいし、釣り座が比較的ゆったりとれる宇佐美・治久丸までプチ遠征してアカムツから深場五目を始めてみようかなぁとも考えたが…往復の電車賃をかけて宇佐美まで行くのなら勝手の分かってない(=ボウズ覚悟の)アカムツじゃなくてカイワリ五目に乗っちゃうよなぁ~っと。そんなこんなで深場五目デビューしたいけど、いつものようにウダウダモードに突入していた。
タイミングよくかみやがライト深場の出船を始めたもんだから、「ほんまビビリやなぁ~、これならどうや?」という東京湾の釣りの神様からの啓示ではないかと。オモリは100号か120号。PE4号を300メートル巻いてあればよいとあるのでオニカサゴの道具と変わらない。仕掛けも3本針とあるので投入もしやすそう。深場五目に入学というより、もう少しお子様なライト深場五目に入園という感じかな? 前回リクエスト出船したときはクロムツ、シロムツ、ユメカサゴ、スミヤキ、オニカサゴなんかが釣れたみたい。アコウやキンメは無理だが、アラやメダイ、アカムツなども釣れる可能性ありみたい。
著者: へた釣り