竿にも慣れてきたしそろそろ照準をTKB44予選突破に絞って練習しないとなぁと羽田・かみやから今季4戦目のカワハギ釣行。終了間際になんとかツ抜けは達成したものの、肝心のTKB寸は62.5センチ(±1センチ)となんとも腑抜けた結果に終わる。くらげ星は齧られたけど魚の正体は不明。
来週は江戸前釣りサ-キット大会LTアジに出る予定なので、TKB44ミナミ予選2戦目の前に行ける練習釣行は今週が最後。尺ハギなんぞをゲットして予選突破の自信を付けたいところだったが、そうは上手くはいかないものである。受付番号は7番。竹岡沖の釣況がよくないので空いている。桟橋に着くとアサリを剥くY本名人の姿が……。TKBミナミ予選初戦で横で釣る羽目になったK泉超人と並んで、できることなら視界に入る場所で釣りたくない人だったるりする。Y本名人の釣り座が右舷の艫から2番目なのを確認して、左舷の前から2番目に釣り座を決める。左舷の大艫には前日にワカサギを4束釣ったというO達人(おすそわけに感謝)。O達人は修復不可能なまでにY本名人にぶっ壊されてたみたいw
船は1時間ほどかけて竹岡沖へと向かう。本日のお楽しみは、くらげ星でカワハギが釣れるかのチェック。大会ではないのでクラゲにも針を付けて何が釣れるかをチェックしてみることに。カワハギだけが釣れればカワハギだけに有効な生体集寄になるはずである。ベラやトラギスなどほかの魚も釣れるようなら、ノイズが増えるだけなので、くらげ星は封印するつもりだった。結果は…どちらとも判断つかず。クラゲを齧る魚がいることは間違いなく、カワハギだと思われるのだが、針掛かりさせられなかったので、正体を特定できず。塩蔵のものよりも生のクラゲの方が集魚効果が高いことは分かった。実験は続けて行くつもり。
最初のポイントは幹糸にカワハギが触れてくるサワサワという魚信がずっとあるのだが、全く針掛かりしない。ワッペン以下の極小カワハギかヨソギにイタズラされ続けてるとしか思えない。1匹目のカワハギを手にするのにたっぷり40分も掛かってしまった。宙でカワハギからのコンタクトはあるのであとはいかに針掛かりに持ち込むか。この日は宙では針掛かりせず、誘い下げ切ってゼロテンションか少しタルマセてようやく針掛かりする感じ。9時40分におっ!?という魚信があってこれが本日最大の26.5センチ。まずまずペースで釣れて10時には5匹クリア。時速3匹を少し上回るペースなので15匹くらいは楽勝と思ったんだけど…その後、潮が止まると魚信がぱったり途切れる。
宙ではカワハギの気配を感じなくなったので、底に仕掛けを入れてみる。タルマセ気味にしても結構エサが残ってくる。数少ない魚信をなんとか掛けてもトラギスかベラばかり。どうにも暇なのでくらげ星を超アピールバージョンにしてみたり、普段はあまりやらない中オモリ操作の練習をしてみたり。釣れないままに時間が経っていく。何をやっても無駄な気がし始めて、11時半には少し早いお弁当。このあと海が荒れ始めるので、お弁当を済ませておいたのは正解だった。
少し潮が動き出したのか、11時50分にほぼ2時間ぶりの6匹目。サイズは20センチに届いてないが、これだけ間が空くとどんなサイズのカワハギでもうれしい。7匹目、8匹目と同じサイズを追加して12時50分に10センチくらいのワッペンカワハギでようやくツ抜けにリーチをかける。このころから風が強くなり、波の上下で宙ではタナをキープできずに底での釣りを余儀なくされる。そのまま沈黙。デカッw船長から「あと10分であがっていきます」とのアナウンスがある。ツ抜けせずかと諦めかけてたら最後の最後に15センチくらいのカワハギで、なんとかツ抜けは達成した。
TKB寸は26.5センチが1匹いるだけで、あとは大きいものでも20センチに届かない。26.5+18+18で62.5センチってとこかな。これでは予選突破はおぼつかない。いろんな状況に対応できるように宙だけでなく底での釣りの練習もしとかなきゃなぁというのが本日の反省点。あと1匹良型を拾えれば70センチ超えは達成できるのである。手も足も出ずにどうせ釣れないと半ばあきらめて釣っている時間を減らさないとね。
著者: へた釣り