生意気にもカワハギ竿を2本持って行くようになった。使い分けは全くできてない。時間を区切って違う竿で釣ってみて楽しんでいるだけだ。竿が変わると釣趣も釣り方も変わるのが面白い。できれば3本持って行きたいなぁと欲張りなことを考えてると…「OCEA・ロッドバンド」が便利そう。
主力竿はメタリアカワハギMMH-175。今年購入した新竿だが、もともと柔らかい竿の方が好きだったのもあり、使ってみるとすぐに馴染んだ。メタルトップ&AGSもこの竿が初めてだったが、昨年まで分かるような分からないようなだっカワハギが寄ってきた気配が分かるようになった。気配が分かれば先手をとって針掛かりさせるための動作に移れるので昨年までと全く釣り方が変わった。ここまで4戦してまずまず堅調なのはこの新竿のおかげだと思う。良型が掛かると胴まで曲がってくれるのでバラシが少ないのも数より型主義なのでうれしい。
メタリアカワハギMMH-175は鋭敏すぎて型狙いのTKBでは損してるかもという気が……小さなカワハギからのシグナルが取れすぎてかえって良型を逃しているのでは? というわけで予備竿は昨年までの型狙いで実績のある閃迅カワハギ先折調子を持って行くことにした。少し感度を鈍感にすることで、小型カワハギからの魚信はノイズと割り切る。針ごと餌をフッと吸い込んでいく尺級カワハギの魚信に集中する。次のTKB予選ではメタリアカワハギMMH-175でリミットメイクしたら閃迅カワハギ先折調子で良型に入れ替えを狙うという作戦でいってみようと考えている。
使い方が分からずに悩んでいるのがリアランサーカワハギH170。ツ抜けはしたけどTKB寸は腑抜け釣行ではとうとうお留守番になったわけだが、せっかく買った竿なのにもったない。20センチ級のカワハギでもガンガン竿を叩きまくって楽しませてくれるのがリアランサーカワハギH170の面白さ。大型が望めないときはこの竿で釣るのが一番楽しそう。水温が下がれば浦賀航路などもう少し深いポイントで釣るシーンも増えてくるはず。そのときに、あ~、家に置いてきちゃったと後悔するのは嫌なので持って行きたい。
てなわけで、昨年まで予備竿すら持ってなかったくせに今季からは竿3本。いっぱしのカワハギ釣り師気どりである。電車釣行で仕舞寸がバラバラの3本の竿を束ねて無事に運ぶのは気を使う。油断してるとバッドを紛失しかけた(落としたところを拾ってもらえた)なんて経験もある。幅6センチで長さ36センチありバックルでしっかり固定できるOCEA・ロッドバンドならカワハギ竿くらい3本でも4本でも束ねられるのではないかと。
著者: へた釣り