時化前の××があるのがイサキ。時化後の××があるのがカワハギ。両方ともシーズン中は足しげく通う釣り物なのでそう確信している。天気予報を眺めていると木曜から金曜にかけて時化。翌土曜には凪ぎそう。時化後の××を大いに期待したくなるが、土日のどっちが正解かな?
カワハギ釣りの自己最多記録は27匹。時化後でまだウネリが残っている日にほかの釣り人が釣行を敬遠し右舷貸し切りで釣って達成した記録だ。決して釣りやすい状況ではなかったけれど、カワハギが高活性でエサを一飲みしてくれるので、勝手に針掛かりして難しいことを考えなくても釣れたと記憶している。カワハギ釣りには時化後の××があるってことをこの釣行で刷り込まれた。この日ほどではないにせよ、時化後の恩恵かな?ってことはそれ以前にもそれ以降にも何度か経験している。
時化後の××が発生する条件は、前日まで時化ていて時化が収まっていく最中で、底が取れる程度には波が収まっていること。それに加えてこれが肝心なのだが、底荒れのせいで海水が濁ってないこと。時化後の××が発生するに違いないとはりきって出撃したものの、底荒れしていると思ったほどの釣果を得られずがっかりすることになる。その翌日に濁りがとれて××が発生すると……滅茶苦茶悔しい。予報通りになれば金曜日の昼には風は収まり、土曜日は風波ともに穏やかな凪予報。金曜日に底荒れしても土曜日には収まっているような気がするのだが……。
著者: へた釣り