マゾヒスティックな人じゃないとカワハギにはハマらんのではないかと思っている。先週末がまかつのカワハギ大会が行われた。聞こえてきたのは、竹岡地獄で苦しんだ名人さんの断末魔のような悲鳴ばかり。わが身にも訪れる惨劇を妄想しながら来週のカワハギの準備。ゾクゾクするね。
今シーズンから船上で出す物はStephanoカワハギ仕掛けケースにまとめておこうと考えている。よほどいつもと違った釣り方をしなければいけない場合を除いて、船上で潮を浴び、アサリの剥き身汁で汚れた手で触るのはケースに入っているものだけにしたい。そうすることによって、いろんな状況を想定してあれもこれもと持って行ってはいるが、実際にはほとんど使うことのない必要だけど必要のない道具たちを無駄に塩害にさらさなくて済む。
まずはオモリを4つほど。いずれも下側にアワビ貼りブレードを装着するためのアイが付いているダイワの物。主に使うのは夜光+白の物と金+白の物。アワビ貼りブレードを4枚。仕掛けの上部に付ける可能性のあるゼロ集魚板も入れておく。新作の小粒アワビ貼りブレードもできた。アサリサイズのブレード3枚とオレンジ色のティンセルにカワハギが興味を示してくれるかどうか、ときどき試してみるつもり。ほかにはほうき星(赤)と中オモリの役目も兼ねる重めのサルカン、買い占めてあった「競技カワハギくわせ5号」を3袋分ほど入れておく。
いつも通りの釣り方が通用すれば、これだけで1日以上十分釣れるのだが、だめだったときにあれも試してみたいこれも試してみたいと無駄な足掻きをするための道具たちがケースに収まった量の3倍から4倍。結局それらも持って行くことになる。あとはかみやのカワハギプチ大会(20日)、TKB44ミナミ予選第1戦(21日)にしても大きさ勝負なので、久しぶりに引っ張り出したエアポンプがちゃんと動くのを確認して、エア抜き針も忘れないようにケースに入れて、釣行は6日も先なのに準備完了。
著者: へた釣り