アマダイが釣れたら、まずは塩でお刺身、続いて酒蒸し、碗だねにもして、味噌漬けなんぞも。釣る前から涎が出そうだ。へた釣りの場合、大漁というほどには釣れないのでやってみたいけどできてない食べ方が1つ。35センチ級のアマダイを1匹丸々を開いて一夜干しにしてみたい。
いわうるクジの一夜干しというヤツだ。アマダイはほのかな甘みがある水分が多めの柔らかい身が特徴。これに軽く塩をして一夜干しにすると、身が引き締まり、甘味が凝縮されて絶品の干物になる。これまでも20センチくらいの小型の物(リリースできないのでキープ)を開き干しにしたことは何度かあるが、干物にするとさらに小さくなるし、このサイズだと少々脂のノリが足りないようで期待したほどの味にはならなかった。
2月のアマダイ大会でご一緒させていただいたM浦名人によれば、「9月中旬までなら35センチくらいの多いですよ~」とのこと。50センチ級を目指すなら年明けくらいの方がいいそうだが、35センチくらいのが、まさに求めている開き干しサイズである。「この時期のアマダイはシッぶいですよ~」とも書いてあったが……都合の悪い情報は見なかったことにする習慣が釣りを始めてから身に付いた。アマタチリレーなので、あまり数は望めないだろうが、35センチ級は他の食べ方は諦めて、1匹丸々開いて一夜干しするつもり♪ 一昨年の同時期にアマダイ、カイワリ、オニカサゴ3つそろえてキモちEeeeeeee♪を達成しているのでちょっぴり期待。
著者: へた釣り