去年までアワビ貼りブレードのコーティングにはスプレー式のウレタンコート剤を使っていた。今年は金欠のため、スプレーに比べればお値段安めの瓶に入った一液ウレタン液にドブ漬けすることにしたが…ブレード5枚に使っただけでウレタン液が…凝固。保存方法に問題あったみたい。
カワハギ大会2連戦は、あまり活性が高くないため底近辺をトレースする必要があった。しかも潮回りが小さかったため、漁礁など底の起伏(ゴリゴリ)が激しいポイントでの釣りだったため、錘や仕掛けのロストが結構あった。錘は買い足すとして、アワビ貼りブレードは自作して補充しておかなくてはならない。3つ、4つほど作っておくかと作業し始めたのだが……ウレタンコートをしようと一液ウレタン液を取り出すと、瓶の中で硬化してしまっている。表面だけかな?と竹串を付き刺してみたが中までしっかり固まっていた。ブレード5枚に使っただけで…1200円もしたウレタン液を無駄にしてしまった。保存法を知らなかったせいで、スプレーよりも明らかに割高に。
保存方法をちゃんと調べてからウレタン液を買い直そうと考えたのだが、一度蓋を空けたウレタン液は短期間で使いきることが勧められていた。蓋を空けなくても半年すると硬化してしまうらしい。年に10枚も作らないアワビ貼りブレード用に瓶入りの一液ウレタン液を買うのがそもそもの間違いであったようだ。推奨されている保存法は、専用のうすめ液を残ったウレタン液の表面に張って空気と接触しないようにし、冷蔵庫に入れておく(温度が低いと凝固しにくい)。これでいくらかは長持ちするようである。専用のうすめ液を買ってしまうとスプレータイプを買うのと値段はあまり変わらなくなる。スプレー式のウレタンコート剤は適当に釣り具倉庫に放置しておいてもほぼ2年、問題なく使えたわけで……調べた保存方法がうまく行くか確かめるためだけにもう一度瓶入りのウレタンを買うって選択肢はないな。
著者: へた釣り