ネットで魚の名前を検索すると必ずといっていいほどお世話になるのがぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑。そんなぼうずコンニャクの最新刊「美味しいマイナー魚介図鑑」の予約が始まった。美味しいのもマイナーなのも好きなので、3985円と安くはないけどこれ、絶対に買っちゃう気がする。
「日本で獲れる魚の30パーセントは海に捨てられてい」るらしい。30%って意外と少ないなと感じたりもしたのだが、水産業界にとっては30%の無駄は歓迎できないものらしく、「マイナー魚を活用する試みが水産業界で行われてい」るそうである。この図鑑に紹介されている約600種の魚介は「美味しいので、ぜひこれら魚介類を食べてほしい、というコンセプトで本書はでき」たというのであるから、どんな魚がどんな風にどんな食べ方で紹介されているのか気になる。
釣り人向けの本ではないようで、釣り人にはおなじみだけど市場ではマイナーな魚から、名前は知ってるけど…それ、食っちゃう?と勇気を讃えたくなる物、マイナーというよりレアすぎて水産資源にはならないんじゃないって物までイラストや写真入りで320ページにわたって紹介されている。暇つぶしの1冊には最高なんではないかと期待している。
著者: へた釣り