土曜日は「江戸前釣りサ-キット大会 マゴチの部」。毎年参加だけはしているので、今年も羽田・かみやからエントリーした。秘密兵器は昨年一度だけ使ってみた「インターライン リーガル 2号-42」。釣り座が潮ケツで潮先には達人だらけでなす術ない状況を掟破りの竿で突破してやる。
この大会には2012年から3回出場している。初参加の2012年は潮ケツで魚信は一度もなし。2013年は2匹釣れたが最大は48.4センチ。2014年は3匹釣ったがこれまたサイズには恵まれず48センチまで。3年連続で鳴かず飛ばずの成績に終わっている。3年やって思い知ったことは達人さん、名人さん、運のいい人とは魚を争ってはいけないってこと。特に釣り座に恵まれなかったときは潮先で間引かれた魚の争奪戦になるわけで……争いに競り勝てるなら普段の釣行でもっと数を釣ってる。
で、長さ4.2メートルの磯竿の登場である。マゴチの竿は多くの人が2.5メートルまで、長い人でも3メートル。4メートル越えとなると普通は船中誰もいない。マゴチの場合、餌のエビが漂っている場所が1メートル以上離れていれば別のポイントを釣っているに等しい。達人さん、名人さん、運のいい人とは魚を争わずにマゴチを釣ることができるのである。そこに魚がいればだけど。ただし、この竿で釣ったことがあるマゴチは40センチ級が1匹だけ。優勝を狙える60センチ級が掛かったらどうなるかは知らない。釣り座に恵まれて使わなくて済むならそれに越したことはないのだが……。
著者: へた釣り